最も人気の船内イベントは……?
船内で毎日開催しているオリジナルイベントも、ジャパネットクルーズの魅力を高める要素になっている。
毎朝開催している「ラジオ体操」は、海風を感じながら大人数で体を動かす体験に非日常が満載で大人気なのだという。出席カードも用意し、毎日参加してスタンプをためている常連も少なくないそうだ。
豪華なプロムナードを使った「ダンスパーティー」は、船内で最も盛り上がる時間なのだとか。強制力は全くないものの毎回「トロピカル」や「イタリアン」といったドレスコードを設定していて、それに沿って楽しむ人が多いという。
クルーズならではの正装を楽しむイベントも。ジャパネットクルーズでは、ドレスコードは厳しくないものの、10日のうち2日を「フォーマルナイト」と位置づけ、ドレスアップして食事を楽しむよう促している。
その他、「ファッションショー」も開催。着物やタキシードなど思い思いに着飾った参加者たちがレッドカーペットの上を歩き、その衣装のこだわりをMCが紹介する。毎回20~30組が参加するなど盛況だという。
「より高級」な小型クルーズも販売開始
2024年からは、リピーター向けによりリッチなクルーズ「バイキング・エデン」の販売も開始した。北欧の小型船で、定員は約900人。10泊11日の「日本一周」と「西日本」があり、最も低価格の客室は、ベランダ付きで1人69万9000円だ。
「豪華絢爛な空間で非日常感を楽しむのがMSCベリッシマ、対して、バイキング・エデンはゆったりと上質な時間を過ごしたい方に適しています。寄港地で新鮮な食材を仕入れて提供したり、高品質なワインをそろえたり、小型船でスタッフの目が行き届くからこそできるサービスは多くあります。バイキング・エデンの利用者は約6割がリピーターで、MSCベリッシマからのステップアップとして利用される方が多いですね」(藏座氏)
商品力には自信を持っているというが、カタログなどの情報だけではMSCベリッシマとの違いが伝わりづらい。100万円を超える客室も多いなかで、その価値が何なのかをより明確に伝えることが現状の課題だと藏座氏は話す。



