憧れの人との交流をきっかけに、レックリングハウゼン病であることを公表、合併症の手術を経て、発信を続けている名古屋市在住の大河内愛美さん。現在はガラス作家になる夢を叶え、制作を続けている。一方で、いじめの記憶や病との付き合いは続いている。(全3回の3回目/最初から読む)
ガラスの制作に打ち込んで
――現在のお仕事について教えてください。
大河内愛美さん(以下、大河内) 今はガラス制作を続けながら、週3~4回、学童保育で働いています。宿題を見たり、一緒に遊んだり。子どもは好きですね。
――学童保育の職場には病気のことも伝えているのですか。
大河内 はい。理解してもらえていてありがたいです。手術で入院となると2週間近く行けなかったり、ガラスの方も展示や催事があると1週間行けなかったりするのを、柔軟に対応してもらっています。
――ガラスの制作も集中的に行うんですよね。
大河内 そうです。ガラスはゆっくり冷やす工程が必要で、時間も費用もかかります。工房はレンタルなので、作家仲間と期間を調整して使っています。
自分の工房を持ちたいと思ったこともありますが、維持費や燃料費を考えると現実的ではなくて。「なんでこんなにお金のかかる道を選んだんだろう」と思うこともあります(笑)。
――ガラス作品は、デザイン画を描いてから作るんでしょうか?
大河内 描く作家もいるんですけど、私は「こうなったらこうなるかな」と頭の中のイメージで作っています。出来上がりは偶然性もあるし、出来上がったものが気に入らなかったら処分しちゃいます。
――クラゲの作品は定番なんですね。
大河内 クラゲは可愛いから好きですね。
――大河内さんの作品を購入したい場合はどうすれば?
大河内 DMなどで連絡をいただいた方と直接やりとりをして販売しています。


