西村 曲がりなりにも受験産業にずっと身を置いていたので、問題を解く能力が衰えていないという自負がありました。当初は「2年くらいで受かるかな」と思っていましたが、甘かったですね。結局前期試験を4回受験することになりました。挑戦し始めて3年強がかかった計算ですね。

 結局、彼女が帰国した翌年の2006年に東京大学理科III類に入学することができました。

 

無事合格し、結婚

――すごいです。さぞ彼女も喜んだでしょう。

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西村 「そうなんだ! よかったね!」みたいな反応だったと思います。高校から海外にいるので、東大理IIIがどれほど難しいかについて知らないし、関心もないようでした。「一橋大学って、私立?」とかいうくらいの知識の彼女ですから(笑)。

――懸案の彼女のお母さんのリアクションは……。

西村 とても喜んでくれましたね。結婚も認めてくれて、入籍後には都内に私たちが暮らす住居も買ってくれました。

次の記事に続く 「東大が掲げる“多様性”なんて完全に欺瞞です」高校中退→引きこもり→早稲田卒業→議員秘書→フリーター→…38歳で東大医学部に入った男が痛感させられたエリートの“冷たい壁”

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