「友達じゃなくなるぐらいだったら、お笑いはやらないほうがいい」

――それがあっての今のお2人ですもんね。

零士 そうですね、完全に積み重ねてきています。一緒に色々見てきてるし、色んな気持ちも知ってるし。

山口 友達なんだよね。相方より先にやっぱ友達、親友が来るんで。

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零士 そのあと相方だね。

山口 だから友達じゃなくなっちゃうのは意味ないというか。

零士 そうだね。お笑いは続けたいし、ウケたいですけど、仲悪くなって、もう友達じゃないってなるぐらいだったら、お笑いはやらないほうがいい。

――お話を聞いていると、運命共同体みたいなものなのかなと思ってきました。

山口 確かにニコイチ感ありますね。 前世は2人とも臓器だった可能性が。

零士 最近、山口がこれよく言うんですよ。1人の人間の体の中の左右の肺だったとか、大腸と小腸だったとか、左右の腎臓だったとか。確かに1人のご主人様を一緒に支えましょうねってやってた臓器だとしたら、仲はいいかって。

家族からも周囲からも応援されていることを実感

――お2人は今年で40歳になりますが、こうやって共同生活されてることについて、ご両親から何か言われることはありますか? ライフステージ的に「結婚は?」「子どもは?」と言われたりとか。

零士 何も口出しされたことないっすね。ないよな、マジで。

山口 ないね。

零士 そう考えたらすごいのかもしれない。これまで、親から何か口出しされてきたことが本当に1回もないんですよね。「この学校に行きたい」って言ったら、「わかった」って行かせてくれたし。夜中まで遊んでいても、「まあ、あんたなら大丈夫でしょ」みたいな感じだったんで。

山口 だから信頼してくれてるっていうのは、あるのかもしれない。

©細田忠/文藝春秋

零士 地元の友達から何か言われたりもまったくないっすね。全員褒めてくることしかしない。いいやつしかいなくて。山口の姉ちゃんが警察なんですが、そのツテか何かで地元で一日警察署長をしたことがあって。

山口 零士の兄ちゃんも警察だよな。

零士 真逆です。

山口 え?

零士 元暴走族! あなたのお姉ちゃんに逮捕される可能性がある。

一同 (笑)。

零士 それで、2年前ぐらいに一日警察署長をしたんですが、地元の友達には言ってなかったんです。そしたら「なんで言わねえんだよ、絶対見に行ったのに」って怒られて。そこで、地元の友達ってこんなに応援してくれてるんだって思いましたね。ラジオも毎週聞いてるって言ってくれたりもして。ずっと売れてないから、別に気にしなくたっていい存在のはずなのに、いいやつらだなってめっちゃ思いますね。