山口 それまでは、自分が何かやってたらみんなが笑ってくれる感じだったのに、零士が「粉吹いてんのかよ!」って言ったことでみんな笑ったから、「あれ? なんだこれ? なんか気持ちいい、ありがとう零士」と思って、一気に好きになって。そこから、給食のときに使う箸をあえて忘れて、零士に借りに行くみたいなことをしたりしてました。

©細田忠/文藝春秋

零士 給食のために箸とスプーンとフォークのセットを持って行くみたいなのなかったですか? 僕らはそうだったんですよ。

 それを山口はわざと忘れて、隣のクラスから僕に借りに来るから、「お前また忘れたのかよ」って1つ貸してたんです。それで、山口が返しに来るときに、その日出た給食のおかずをスプーンの上に乗せてきて。「お礼いらねーよ、俺もさっき食ったんだから!」って。

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山口 それで、みんなで「だはは!!」って。

零士 おい、レベル低いな、地元! でもそういうのをずっとやってましたね。サッカー部で練習試合に行くときとかも、バスで近くに座って、最近聞いてる曲の話とかをしてましたね。

山口 もう1人仲がいいやつがいたので、3人で文化祭でショートコントをやったりもしてたんですよ。コントのブリッジにスラムダンクの『君が好きだと叫びたい』のワンフレーズを入れたりして。そのときも「どぅわ――ー!! 」ってめっちゃウケて。

零士 その環境で育って、よく『M-1』のファイナルまで行けたな。頑張ったよ。

学生時代、文化祭で漫才を披露した際の2人

 あとは、2人ともリップスライムが好きなんですよ。夜中にテレビでやってた『COUNT DOWN TV』で初めてリップスライムを見て、「何あのかっこいい人たち」と思って次の日に山口に教えたんです。それで毎日2人で、「この曲よかったよ」っていう話とか、2人でパート決めて覚えてこようぜ、みたいなこともやってましたね。

山口 零士はPESとILMARIね、みたいな。それで俺はSUとRYO-Zを担当して。

零士 休み時間に2人で歌詞カード見ないで歌ってみて、全然ダメだったりね。

――中学で同じクラスになったことはあったんですか?