いるだけで《異空間》海中展望塔として初めて国の登録有形文化財に指定

 海中展望塔として初めて国の登録有形文化財に指定されているが、実際、文化庁の「国指定文化財等データベース」にも、「自然美の中で異彩を放つ近未来的デザインの海洋レジャー施設」という説明がある。遊歩道や少し離れた場所から望遠レンズを使って撮影したけれど、時間があればグラスボートで沖合から眺めるのもよさそうだ。いるだけで《異空間》を生み出す。

海中天然ミュージアム 足摺海底館

 肝心の海中の様子はというと、私が訪れた時は、海も穏やかで比較的透視度も高く、さまざまな大きさでいろいろな種類の魚が見られて楽しかった。四国の最西南端にあるため、高知市内や高知空港から車で3時間近くもかかる。かなりたどり着くのに困難な場所だが、それでも「絶対また来たい」と思ってしまうほど魅力的だ。

海中天然ミュージアム 足摺海底館

 これまでに見学できているのは、あとは氷海展望塔オホーツクタワー(北海道)とかつうら海中公園海中展望塔(千葉)のみ。和歌山の白浜海中展望塔(コーラルプリンセス)は営業時間に間に合わず、足湯につかってUFOのような姿を指をくわえて見ていたぐらい。行きたい場所としてGoogleマップにマッピングしてあるものの、他の海中展望塔も半島や岬の先端にありがちでアプローチがたいへんなため、コンプリートはまだ先になりそうだ。

INFORMATIONアイコン

海中天然ミュージアム 足摺海底館
住所:高知県土佐清水市三崎4124-1(駐車場)先
アクセス:土佐くろしお鉄道 中村駅から「足摺岬行き」のバスに乗り、「清水プラザパル前」で「宿毛駅行き」に乗り換え「海底館前」下車、徒歩10分
★入館料900円・9時~17時(最終入館16時半)・年中無休

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