「はい、ごっくん」「何味?」明らかになった動画の“おぞましい内容”
時刻は深夜1時。画面に映る人物はBさん1人であり、画面外からずっと複数人の笑い声が聞こえる。Bさんの目の前には、インスタント食品と橋本被告の便が入ったタッパーが置かれている。
便が入った容器にインスタント食品を入れ、混ぜたタイミングでBさんは嗚咽を隠せない。そんな姿は気にせず、被告3人は「いっちゃえいっちゃえ」、「早よいけや、さぶいて」、「3・2・1、ぱくっ」などと囃し立てる。
画像は不鮮明だが、恐る恐る口の中に運ぶBさんの動きから、ギリギリまで抗いたい思いが伝わる。大便が口に入ったのを確認すると、歓喜の声を挙げる被告人たち。しかし、まだ地獄の時間は終わらない。「はい、ごっくん、ごっくん、ごっくん」、「何味? 最初に何が来る?」、「俺のうんこ、バカにするなよ。今ここで出そうか」などと被告人たちはヤジを飛ばし続ける。
やがて画面外からペットボトル飲料が差し出され、犯行が終わったかと思われた。しかし、「1杯目いけたら2杯目いける!」、「そろそろワサビ入れるか。殺菌効果あるで」、「うんこ出すのも大変やねんで」といった言葉を投げかけ続け、動画は10分近く続いた。Bさんにとっては、永遠とも思える時間だったであろう。
撮影された動画は知り合いのLINEグループなどで「おもしろいやろ」という山下被告のメッセージと共に共有されていた。橋本被告は法廷で動画が流されている間、少しニヤけているようにも思えた。
被告人質問の場において、橋本被告は全てを認め反省している姿勢を示した。検察官からは「『Bに人糞を食わせるぞ』なんて言う山下被告と付き合っててヤバいと思わなかったの?」「自分で便を出してますけど、出す必要ないですよね?」と問われ、「当時は考えられなかった」、「考えが甘かった」などと答えている。
大便事件の約10日後には、前編の記事でも紹介したBさんを全裸にさせて男性器にアルミホイルを巻き感電させる事件と、橋本被告単独で行われた同じくBさんへの着火事件があった。3人そろってではなく、1人だけでも犯行を行っていたことについて橋本被告は「僕の中では宴会芸でやっているようなことで軽い考えでした」などと答えた。
