子育てをしながら選挙に出馬

――二度の流産を乗り越えて、2020年に第二子を出産されました。

池辺 それはもう本当に嬉しかったです。「よくぞ来てくれた!」って。ずっと早産の傾向があると言われていて、出産前に2週間くらい入院していたんです。とにかく無事に生まれてきてくれて感謝しています。

――その後は子育てをしながら、都議会選挙に出馬。2021年には東京学芸大学特命助教に就任するなど、活動の幅を広げています。

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池辺 自分の結婚や出産、キャリアを振り返ったときに、女性の働き方や子育てについて、何かできることはないかと考えたんです。女性がより働きやすい社会になればいいなと思い、いろいろと勉強を始めました。

©︎山元茂樹/文藝春秋

 1人目を出産したとき、ラジオのパーソナリティーをしていたんですが、産後2カ月でレギュラー番組に復帰していました。今はだいぶ世の中が変わってきましたが、当時はライフイベントで担当を降りることも珍しくない時代でしたから。何事もなく職場に戻してくださったことには本当に感謝しています。

 その後、2人目を出産した時は番組側の事情もあり、そのまま卒業することになりました。仕事とライフイベントの両立に悩まされてきたからこそ、今は自分の歩んできた道を活かして、同じように悩む誰かに寄り添い、伴走することができたらいいなと思っています。

久しぶりに全身タイツを着てみたら…

――2024年からはモエヤンの活動も再開されました。

池辺 去年、久しぶりに2人でYouTubeのライブ配信をしたのですが、そこで久々に全身タイツを着ることになったんです。家でタイツを洗濯して干しておいたら、娘が「うわっ! なにこれ」と。

 相方は久々のタイツに「めっちゃ窮屈やわぁ」とこぼして。私は私で、タイツの頭の後ろの部分が破れているのに気づいて「嘘やん! ちょっと恥ずかしいわ」なんて焦ったりして(笑)。

タイツの後ろ側が破れていた(池辺さん提供)

 でも、今でも求められたら、何にでも応えたいと思っているんです。モエヤンを始めたときからずっとそうですが、「一人でも多くの人に笑顔を届けたい」という思いだけは、一貫して変わっていません。

 この先もチャレンジは続くと思いますが、自分の軸を大切にしながら、一日一日を過ごしていけたらと思っています。

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