前回大会でも大谷翔平が“警戒”した、要注意選手とは?
出生地だけでなく、家系やルーツに基づいての参加資格が認められているWBC。イタリアはこのルールを最大限に活用、イタリアにルーツを持つメジャーリーガーたちを積極的に代表として招集している。
G.G.佐藤氏が注目しているのも、そんなイタリアルーツのメジャーリーガーの1人、ビニー・パスカンティーノ。現在カンザスシティ・ロイヤルズに所属し、MLB屈指の強打者として知られている。前回大会では、準々決勝で日本代表と対戦した際に大谷翔平が「大会史上最速(約164.2キロ)」の速球を投じるほど警戒していた選手である。
「不調だったパスカンティーノ選手がここにきてちょっとずつ調子を上げつつあるっていうのが怖いですね。メキシコ戦での1試合3本塁打は、WBC大会史上初だといいますし。さすが、前回のWBCでも大谷翔平選手が警戒していた選手なだけある。もし今後日本とイタリアが対戦するとしたら、侍ジャパンの前に壁として立ちはだかることは間違いないでしょうね。
彼はメジャーで“イタリアン・ナイトメア(イタリアの悪夢)”というニックネームで呼ばれているらしいけど、まさに。あの存在感と活躍ぶりは、ゴッドファーザーの世界でいえば、朝起きたらベッドに馬の首が入ってるような悪夢じゃないですか(笑)」
イタリア代表で警戒すべきなのは、パスカンティーノのようなメジャーの一線級のみならず。G.G.佐藤氏がさらに推すのが、ダンテ・ノーリだ。21歳とまだ若く、フィラデルフィア・フィリーズ傘下のマイナーチームに所属している。ブラジル戦では1試合2本塁打という大活躍を見せた。
「ノーリもめっちゃくちゃいい選手ですよ。9番を打つことが多いですけど、ホームランだけじゃなく、チャンスメイクもできる。ノーリが出て、パスカンティーノ、キャンゾーンのクリーンナップで返すというのがイタリアのパターンですよね。打線のキーマンになれる選手。守備位置がレフトってところも他人事だと思えない、グッときちゃう」

