――南さんにとって『ヘキサゴン』はどんな番組でしたか。

 『ヘキサゴン』はとにかく楽しかったんです。メンバーがほんとに仲良かったんですよ。ギスギスすることもまったくなかった。1年に1、2回合宿と称して泊まりでロケに行くんですけど、ほんとに修学旅行みたいな感じ。みんな飛行機から移動のロケバスからずっとおしゃべりしてて、ほんとに楽しかったなあ。

「12時間耐久三輪車レースにも出させてもらいました」『ヘキサゴン』で味わった青春

――学校みたいだったんですね。

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 ほんとにそうでした。夏の26時間テレビでは私、12時間耐久三輪車レースにも出させてもらいました。青春でした。

――12時間耐久三輪車レース!?

 12時間は大変だからと反対されたんですけど、でも、私はシンプルに挑戦したいと思って、立候補したのは覚えてます。

――1日の半分ですよ!

 そうですね。しかも真夏だったんで、大変でしたねえ。でもそういうの好きだったんですよね。

 

――チャレンジする夏、たしかに青春ですね。

 学生時代、朝6時から1個、2個撮影して、学校も出席日数を取るために1時間だけ授業に出て、もう早退して、仕事へ行って。夜は仕事の合間に休んだ分のレポートをやってという感じだったんで。学校にはほとんど行けなかったですね。

 だから尚更『ヘキサゴン』で青春を味わえているというか、楽しかったなあ。メンバーもみんな、お兄ちゃんお姉ちゃんだったので、みんな優しくしてくれましたし。

グラビアを席巻した後『笑っていいとも!』『クイズ!ヘキサゴン』など超人気バラエティでレギュラーに抜擢された ©文藝春秋

芸能界を続けられたのは「できる限り嘘はつかなかった」から

――ご自身的にもあまり性格が芸能界向きではないと思っていた南さんが、ここまで続けてこられた秘訣ってなんだと思いますか。

 そうですね……できる限り嘘はつかなかったことかなぁ。嘘つかなきゃいけないときも時にはあるんですけど。先ほどの、鼻骨折した時みたいな。

――嘘をつきたくない。

 ちょっとでも嘘をつくと、その後の罪悪感が強くて嫌なんですよ。マネージャーさんによっては、良かれと思って話をバラエティ向きに盛って伝えちゃったりする方もいたので、そういうのはちょっと大変でしたね。

 

――マネージャーさんの気持ちもわかりますしね。

 わかる。もちろん、わかるんです。やっぱりテレビに出て普通のこと話してもダメじゃないですか。盛らなきゃいけない時もあるとは思うんですけどね……。

撮影=細田忠/文藝春秋

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