――今、若い世代とどう接していいかわからない上の世代の男性がとても多い気がして。もっと話したい、ご飯も行きたいんだけど、どういうふうに話せばいいかわからない。濱口さんのお話はとても参考になると思います。

 優さん、ほんとに人を見る能力がすごいなって思いますね。「この子はこういうタイプだから、食事は無理に誘わないほうがいい」とか、すごく人をちゃんと見てるんですよ。

「自分がごはん行きたいから行こう」ではなく……「ごはん行かない?」っていう言葉を待っているなとか、帰りたそうだなとか、そこをすごく見ているというか。で、「帰りたそう」を感じ取ったら、自分がいくらごはんに行きたくても「じゃあ、今日はここで解散ね」って。それもすごいなって思います。

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「本当にうれしかった」妊活中に救われた濱口からのひと言

――南さんと濱口さんは妊活されていたことを公表されていますが、妊活という体と心への負担が多い日々の中で、濱口さんのそんな「気遣い」に救われたときはありましたか。

 妊活中もそうですし、妊娠中もうれしかったのが、病院に行った後は絶対何があったか聞いてくれるんですよ。「今日、病院どうだった?」というひと言が本当にうれしかった。一緒に歩んでいるんだ、私の体のこと、子どものことを気にしてくれてるんだと思って、すごくうれしかったです。

――そのひと言でいいんですよね。妊娠に関しては急に女がひとりで立ち向かわなきゃいけないみたいな感じになって、すごく怖かったことを覚えてます。

 優さんは「そう言っておけばいいんでしょ」みたいな、裏がないんです。ほんとに社交辞令を言わないし、上っ面の言葉がない人だから。だからすごく信頼できる。

――それは……南明奈という人でもありますね。

 そうかもしれません(笑)。お互い嘘をつくのが嫌いな人だから。

――あらためて、「出川さんあの時お節介してくれてありがとう」という気持ちが芽生えてきました(笑)。

 ほんと、出川さんがいなかったらどうなったのか。ほんと、ありがとうございますです(笑)。

――ありがとうございます。取材は以上です。これから保育園へお迎えですか?

 今日は優さんが行ってくれていますね。だからこの後スーパーで合流です。子どもがスーパー大好きなんですよ。絶対自分用のちっちゃい牛乳と、ママにオロナミンC。ママ、大好きなんで、オロナミンC。で、パパはコーヒー。「今日はどのコーヒーにする?」ってパパにコーヒー選ばせてます。


撮影=細田忠/文藝春秋

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