27歳で制服姿を披露、「大丈夫かな?」と不安だったが……

――佐田さん、テスタさんも出演する「学べるラブリー」はお笑い芸人の「マヂカルラブリー」を起用したり、証券会社のYouTube動画の中でもバラエティー色が強い番組です。

佐田 松井証券の武藤さんが舵を切って社内で反対されながらも、ほぼ一人で押し切ってあれをやった感じだったみたいです(笑)。

 番組の出演者、スタッフも武藤さんが全員声をかけて集めたんです。マヂラブの村上さんは元々武藤さんがお笑い好きで親しかったそうですし、構成作家さんで元お笑い芸人の長澤のぶとしさんも武藤さんのもともとの知り合いです。

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――今はビジネス系チャンネルでもバラエティ色の強い番組もありますが、「学べるラブリー」はその走りですよね。シーズン2以降からは教室のセットを組み、佐田さんも制服などコスプレをするようになります。

佐田 最初に制服を着ると聞いた時はびっくりしました(笑)。それまでディズニーのコスプレはしたことはあっても、制服はなかったんで。当時27歳で「大丈夫かな?」と思ってましたけど、33歳になった今も着ています(笑)。

 最初は制服を着ながらもアナウンサーとして普通に進行をしていたんですが、だんだん番組に慣れていく中で、進行以外のコメントをすることも増えて、それをマヂラブさんがすごくいじってくださって、私を面白く見えるようにしてくれました。

 

――コスプレやユニークな発言と新たな一面も見せることで、佐田さん自身の人気も徐々に上がっていきました。

佐田 動画のコメント欄を見ると、だんだん私に言及してくれる人が増えているのは感じてました。でも自分に人気があるとは思っていなくて。やっぱり「学べるラブリー」だからこその私だと思っていたので、逆に怖かったです。もし番組で私を知ってくださった方が、違った番組での私を見た時に「思っていた佐田さんと違う」と感じるのじゃないかって。

――松井証券以外のビジネス系チャンネルに呼ばれるようになったのはいつ頃なんですか?

佐田 一番大きいのは「楽待」のYouTubeチャンネルに呼んでもらったことですね。2024年の夏から呼んでもらって、しかも「『学べるラブリー』の佐田さんみたいに、ズカズカ聞いてください!」と言われたんです。ただあのキャラはマヂラブさんがいるから成り立っていて、経済の専門家相手では難しいと思っていました。実際、楽待チャンネルでは、最初は全然うまくできなくて、反省ばっかりでした。

 そうした中で徐々にゲストに個人投資家の方が増えてきたんです。相手が「学べるラブリー」での私のことを知っていることも多くて、そこからは私もちょっとズカズカと聞いたりと楽待チャンネルでもキャラを出せるようになって「投資家インタビューといえば佐田」という感じになっていきました。今はIR動画や決算説明会の司会もやっているんですが、担当の方からは「社長にも楽待みたいにズカズカ聞いてください」と言われています(笑)。

撮影:志水隆/文藝春秋

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