働くことしか知らない夫たちに「休みの日は遊ぶことに専念して」
美智子 結婚して最初の頃は、月曜日から土曜日まで働いて、日曜日は遊ぶというパターンを続けていたんですよ。そうしたら2人が「日曜日に遊んでいることに、ものすごく罪悪感を感じる」と言い出して。
――遊ぶよりも働きたい。
忠義 それまでの生活が、そういうパターンになっていませんでしたから。
美智子 私たちは会社勤めでしたから、日曜日は休むのが当たり前でしょう。「これから子供ができて成長していくのに、今のうちに色々な遊びをやっておかないと。すぐに子供たちに追い越されて、一緒に遊べなくなっちゃうでしょう」と言って。それで、結婚して1年くらいは休みの日に遊ぶことに専念してもらいました。
――遊び慣れていない人からすると、急に遊ぶのは一苦労ですよね。
忠義 そもそもそういう時間を作ろうという気がなかったんです。独立してから4年間、一日も休まず働いていたから。結婚する前は、とにかく早く家のローンを返済することが目的でしたしね。休みなんて無くても何とも思わなかったし、体力的にもそんなにこたえなかった。だから、遊びのことは何も知らなかったんですよ。
――ひょっとして、結婚する前に家のローンは完済していたとか。
孝晴 建物も土地も、ローンすべてを返済してからお嫁さん探しを始めました。そのほうがお見合いでも有利に動くかなと思って。
美智子 休みもしないで働いて返済ばかりしていたから、銀行の保証人になってくれた主人の姉が心配して。「お前たち、ちゃんと食べとるか」と様子を見に来てくれたこともあったそうです。
――賭け事やお酒、たばこも全くやられないのですか。
忠義 全くやりません。
孝晴 知らないですね。
忠義 たばこは一度試しに吸ってみましたが、これはご飯がまずくなるなと思って、それ以来吸ったことないですね。お酒は子供の頃、お祭りで若い衆に飲まされて、2人ともひどい目に遭って、そこからは受け付けないんです。
美智子 よそからは「最高の旦那さんだね」っていつも言われます(笑)。
