2018年に芸能界を引退した元タレントの谷桃子さん。芸能人時代はグラビア、さらにバラエティー番組で見せる“モンスターキャラ”で注目を浴びた彼女だが、現在は福岡で夫と2人の子どもと穏やかに暮らしている。
ドラマ出演時に感じた遠藤憲一の優しさから、芸能界を引退した理由、今後やりたいことを聞いた。(全3回の2回目/最初から読む)
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競馬番組のMCでは「カタカナが苦手で噛んでいました」
――グラビア、バラエティー番組以外にもさまざまなお仕事をされていました。BS11の競馬番組「BSイレブン競馬中継」でMCも務めていました。
谷桃子さん(以下、谷) 最初の頃はカタカナが苦手で本当によく噛んでいましたね。ジェンティルドンナという馬のファンで、牝馬三冠の最後の秋華賞のプレゼンターを務めさせていただいた時は感動しました。口取り式にも参加させていただいたんですが、撮影の際なぜかオーナーよりも真ん中に立ってしまって。みんなに突っ込まれました(笑)。
――谷さんらしいですね(笑)。俳優としてもさまざまなテレビドラマ、映画にも出演されています。2014年の主演映画「鬼灯さん家のアネキ」の監督は、映画「愛がなんだ」やドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」で知られる、今泉力哉さんです。
谷 テレビでドラマの予告を見ていて、監督は誰なんだろうと思ったら、今泉監督だってわかって本当に感動しました。今泉監督はガチガチに固めることなく、自由にさせてくれてました。自然体でお芝居する方々を使っていらっしゃった印象です。
私の作品は監督としては本当に初期の方ですね。台本を本当に覚えられなくて、すごくご迷惑をおかけしちゃっていて。もう自分は演技はむいていないとその時思いました(苦笑)。
「大根仁さんにものすごく怒られて」演技は無理だと思ったワケ
――なぜ、演技は無理だと思ったんですか。
谷 私には向いてないんだろうなってずっと思っていました。2009年にテレビ東京さんのドラマで「湯けむりスナイパー」という作品に出させていただいたんです。
――当時Vシネマで悪役などをやっていた遠藤憲一さんの連続ドラマ初主演作ですね。

