売り方にも魅力がある中国ブランド
日本ではどんな中国ブランドを目にするかといえば、テレビのTCLやハイセンス、冷蔵庫・洗濯機など白物家電ではハイアール、スマホではシャオミやOPPO、ロボット掃除機ではECOVACSやRoborockが強いです。
あと、スマートフォンのバッテリーはAnkerを筆頭に、BaseusやUGREENも中国メーカー製品で、店によっては大きく扱われています。
ロボットといえば、レストランチェーンで食事を運ぶ食事運搬ロボットも中国製です。Puduという企業がやっていて80以上の国と地域で展開し、総売上高のうち、海外売上高が約80%を占めるまでになっているとのことで、海外でものすごく強いです。
これらの中国製品は安くて機能的にも面白い上に、キャンペーンもやっているんです。シャオミストアにいけば、新生活キャンペーンで思い切ったディスカウントをやり、シャオミのネットショップでは最大12回まで無金利による分割払いが可能となっています。
Ankerはモバイルバッテリー下取りキャンペーンをやっていて、使えなくなったAnker製品を下取りに出すと、新規購入のモバイルバッテリーが30%OFFになるなど、なかなか魅力的です。
2000年代後半には「案外いけるじゃないか」にレベルアップ
家電量販店の店頭で、特定の中国メーカー製品の利用体験をすると、粗品をもらえることもあります。先日はファーウェイのスマートウォッチを触って、折りたたみ傘をもらいました。
中国企業はインフルエンサーマーケティングに積極的で、日本で売れるよう日本のインフルエンサーにも積極的に機器を貸し出し、あるいは供与して製品レビューの仕事も提供しています。
こうした話題が出ると、「モノづくりで日本は中国に負けた」という話が出てきます。日本が負けた理由についてはいろいろ言われているところですが、中国がモノづくりで勝った、よくなった理由については、詳しく言及されていない印象です。
2000年代、中国製品の品質は今よりも間違いなく悪かったです。買っては失敗の繰り返しをしたので、そりゃあよく覚えてます。しかし、2000年代後半には大手企業の製品は日常使いをしても困らなくなったというか、「案外いけるじゃないか」と思えるレベルまであげてきました。
これに市民が気付かされたのが、「以旧換新」と呼ばれる、補助金支給による都市部の老朽化家電・自動車買い替え促進策です。交換すると安いので、中国ブランドいけるぞ、と思うわけです。なんだか現在のAnkerのキャンペーンに通じるところがあります。


