裁判で明らかになった「手抜き工事」「改善無視」

・7階プレイタウン専用のAエレベーターは、地下1階と7階を結ぶ直通エレベーターで、両階のエレベーター出入口を除いてエレベーターシャフト内に開口部は存在しないはずなのに2階と3階の天井部分に手抜き工事によってできたと推定される隙間があり、その隙間を通じて流入した煙がエレベーターシャフト内を上昇して7階エレベーター出入口から噴き出し店内へ大量に流れ込んだ。

・階段防火シャッターが故障しており、消防署の査察を受けるたびに修理するようにと改善を指導されていたが、長年放置され火災発生時にも全く改善されていなかった。

・デパート内に設置されていた火災報知器は地下1階電気室と1階保安室にのみ火災を知らせる機能で、多くの人々がいた7階には一切伝達されていなかった。

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・プレイタウンの支配人は平素より下層階で火災が発生した場合を想定した避難方法や避難経路を想定しておらず、火災当日も従業員らによる組織的かつ迅速で適切な避難誘導はほとんど行われなかった。