古い地図を見ながら歩くと…
東口にも立派なロータリーがあり、カインズとサーカスのテントがあるくらいで、あとは空き地ばかりが広がっている。何やら造成中の様子も見えるから、きっとそう遠くないうちには西口のように見違えた姿になるのだろう。
だが、いまのところは空き地が目立つ吉川美南駅東口。区画整理の前は、きっと田園地帯だ。つまり、もとを辿れば吉川美南駅から新三郷駅にかけての商業施設群は、田園地帯だったのだ。それは古い地図を見ても一目瞭然。武蔵野線の線路だって、かつては田んぼの中である。
さて、このあたりで改めて西口に戻り、新三郷駅に向かって歩こう。
いささか年季の入った団地
イオンとケーズデンキの間の道は、よく整備された大通り。正面にはガリバーが見え、大型倉庫も近いからかトラックの行き来も多い。ほんの10分ばかり歩いたところで、小さな川を渡る。第二大場川というらしい。商業施設群を離れ、ちょっとだけこの川沿いを寄り道してみよう。
大場川の東側には、ところどころに田畑が点在する、どちらかというと昔ながらの住宅地。塀を巡らせた立派なお屋敷もある。きっと昔からのこのあたりの農家さん、地主さんのお宅なのだろう。
一方、大場川の西側は巨大な団地エリアだ。「みさと団地」の名が見えて、いくつもの建物が並んでいる。団地内商店街のような一角もあった。立地だけを見ればこの団地、駅にも近いしイオンもららぽーともよりどりみどり、なかなか恵まれた場所にあるように思える。
しかし、いささか年季の入った団地の様子を見れば、できたときには駅もイオンも何もかもがなかったことは想像に難くない。
昔からの団地の住人にしてみれば、突然あるときから周辺が変わってしまい、便利になったはいいけれどさぞかしびっくりしたに違いない。



