比較的日本の警察の目が届きにくい海外への斡旋が増加
ドバイでの高額案件はともかくとして、欧米各国やアジアなどで日本の女性が売春行為をするケースは確実に増えているという。円安もあって海外のほうが稼げるということもあるようだが、素人っぽく、またホスピタリティがあるとして日本人女性の人気は高く、外国の客がより高額の報酬を払うという背景もある。
ナチュラルでは、従来から多少は手がけていた「海外出稼ぎ」、つまり海外での売春の斡旋を2025年に入ってから本格的に手掛けるようになっているという。
「2025年の年明け以降、風営法が改正されて警察の取り締まりが強化されるという中で、国内の風俗店への紹介だけでは稼げないという危機感がありました。海外案件は2~3年前からやっていましたが、今年から加速していったという感じです」(現役メンバー)
スカウトと関係がある国内の店舗が相次いで摘発される中、比較的日本の警察の目が届きにくい海外への斡旋が増えていったのだ。紹介先としては、アメリカ、オーストラリアが多かった。
「海外案件は増えていますよ。ただ、うちはドバイのほうの案件はほとんどやっていないですね。ドバイだとけっこうコントロールが利かないことが多いんですよ。
ドバイに限らず、中東地域だと過激なことも要求されることがあるんです。ヤギはともかくとして、複数プレイとかSM的な行為、あとはドラッグを吸って楽しむということも聞きます。日本から女の子を送り込んでも、トラブルになったら元も子もないですし、そういうのを個人的に受けている子はいるかもしれませんが、僕らは管理しきれないので過激なことはやってないですね。あくまでも、日本と同じくらいの普通の行為じゃないと、最終的には女の子も潰れてしまいますので」(現役メンバー)
積極的に女性に海外出稼ぎを提案…女性のメンタルケア対応も
ナチュラルでは、海外出稼ぎのメリットとして「日本で稼げなかった子や、少ない期日で稼ぎたい子が1~2週間でパパッと100万円以上稼げる」などとして、アプリ内でも積極的に女性に提案するよう推奨している。
国内と違って客の側も完全に「仕事」と割り切った対応になるため、気持ちの面で楽だというメリットもあるという。
デメリットとしては、海外への渡航費用などの出費のほか、海外である期間一人で仕事をすることで孤独を感じたり、精神的に不安定になったりすることが挙げられている。
そうした事態に対応するため、現地の各エージェントには女性のメンタルケアにあたるスタッフがいて、チャットで愚痴を聞き、相談に応じる体制があるという。
また、給料の支払いやスカウトバックの支払いなどをめぐるトラブルが発生することがあること、女性のワーキングホリデービザの取り消しなどが考えられるとされている。