5/6ページ目
この記事を1ページ目から読む
いざ第二の目的地・天筒山城へ
この先に延びる遊歩道を進んでゆけば、天筒山城へとたどりつく。ただ、地図上には遺構らしき表記はないのがやや気になるが……。
山道をぐんぐん登っていく。2城の比高差は約80mで、大堀切の堀底からだと100mはありそうだ。期待の低さに反して、登りはきつい。
15分ばかりでなんとか登り切ると、そこが天筒山城の本丸だった。なだらかな丘城の地形は、いかにも自然そのもの。やはり山城らしさを感じられる遺構は見当たらず。金ヶ崎城とは正反対だ。
しかも、ここまで頭上が緑に覆われていたため気づかなかったのだが、なんだか空模様が怪しい。
だが、眺望は最高だ。北西側に金ヶ崎城と敦賀湾。西側に敦賀の街並と気比の松原。さらには南方、西方も含め360度、一望のもとに見わたせる。
展望台あたりが山頂のようだが、その奥にも平地は広がっている。こちらは比較的平坦だ。
これだけあれば相当数の兵士を置けそうだし、眺望の良さも合わせて考えると、こちらを本城とし、金ヶ崎城を支城としたほうが理にかなっている気がした。





