昭和の雰囲気ムンムンの東側
だいたい大規模な工場があるような町は、それだけ働く人も多い。ついでにいえば、出張で遠方からやってくる人も少なくない。となれば、やっぱり駅前の市街地はそれなりに栄えているに違いない。
さっそく東口に回ってみると、駅前広場からまっすぐ東に一直線の目抜き通り(昭和通りという)。
道沿いにはビジネスホテルや飲食店などが建ち並んでいる。そして、駅前広場の北と南には、ちょっとした歓楽街ゾーンがあった。
南側は粋泉通りという通りを中心に、スナックなどが集まっていて、夜の町の色が濃いゾーン。北側にはスナックなどというよりは、ラーメン店ややきとり屋などが並んでいて、奥にはビジネスホテルも見える。
出張でやってきた人が、地元の人とこのあたりで酒を飲んで親交を深める。ひとしきり飲んだあとには御用達のスナックなぞに繰り出して。どことなく昭和の香りが漂うような、そんな出張の夜の風景が目に浮かぶ。工場の町ならではといったところだ。
勝田駅を訪れたのは平日のお昼前。まだ11時にもなっていなかった。が、駅のすぐ近くのラーメン店にはすでに行列ができていた。
東京のラーメン屋の行列なら、いかにも大学生風の人が多いようなイメージだ。が、こちらは並んでいる人の様子をみれば、近くで働いている人のよう。地元の人だから知っている名店に違いない。
ちなみに、地図を見ると駅前から日立の工場を挟んだ西側に通っている国道6号沿いには、ちゃんと山岡家もあるようだ。ロードサイドの山岡家。地図でしか出会えなかったけれど、実に茨城県である。
さて、目抜き通りの昭和通りと、駅前広場の周りに広がる繁華街。それに加えて、勝田駅入口交差点から南北にも商店街が延びている。



