——ねぎとろまるさん自身に変化はありましたか?

ねぎとろまる 当時は体重もかなりあったんですけど、「この体型でも私のことを好きだと言ってくれる人がいる」というのは驚きでした。出会ってからも外に出る時は胸にさらしを巻いてたんですけど、彼氏に「別に巻かなくていいじゃん」って言われて、巻かなくても大丈夫なのかもしれないと初めて思えました。それでさらしをやめて、ブラジャーをつけられるようになりました。

——高校を退学して、彼氏ができて、どんな生活をしていたんですか?

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ねぎとろまる 数年は完全に引きこもりで、彼氏に会いに出かける時だけ外に出るような感じでした。19歳の時にさすがに焦って手に職をつけなきゃと歯科衛生士の専門学校に行くことにしました。もともと人のためになる仕事がしたくて、医療系の仕事に興味があって。専門学校はどうにか3年で卒業できました。

——卒業後は歯科衛生士に?

ねぎとろまる クリニックに就職はできたんですけど、先生と合わなくて9カ月で辞めようとしたら「家族だと思ってたのに、裏切り者!」って急に怒鳴られたんです。ショックで翌日から出勤できなくなっちゃったら、一緒に働いてた友人にも「気持ちはわかるけど飛んじゃうのはどうなの?」と非難されて、仕事も友達も一気に失いました。

「このままじゃダメだ、母親から逃げないと」

——辛いですね。

ねぎとろまる 少し前に彼氏とも別れていたので、22歳でまたひとりぼっちになったことに絶望しました。中学時代の死にたい気持ちが戻ってきちゃって、市販薬でオーバードーズしておばあちゃんの家の2階から飛び降りました。緊急搬送されたんですけど、かかとの粉砕骨折だけで死ぬこともできず。

 

——無事で良かったです。

ねぎとろまる 入院している間にいろんなことを考えて、飛び降りた直接の原因は仕事と友達を失った孤独感だったけど、メンタルがずっと不安定なのはやっぱりお母さんの近くにいるからじゃないか、って気づきました。小さい頃からずっとお母さんのお世話をして振り回されてきて、お母さんが不安定になると、私も引きずられて調子が悪くなる。それで「このままじゃダメだ、母親から逃げないと」って強く思ったんです。

——ついに逃げる決心を。

ねぎとろまる それで23歳のときに家族に上京宣言して、その2週間後には5万円を握りしめてキャリーケースひとつで夜行バスで奈良を離れました。

次の記事に続く 「結局乳で稼いでるやん」と言われたことも…Mカップグラドル・ねぎとろまるがコンプレックスだった“130cmの胸”を“自分の武器”に変えられた理由

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