――日本人メジャーリーガーの先輩たちにメジャー挑戦について相談はしましたか。

「昨年のオフ、誠也さんとはご飯に行かせてもらいました。年齢が近く、(広島カープからジャイアンツに移籍した)丸(佳浩)さん経由で知り合って以来、親しくさせてもらっています。誠也さんをはじめ、吉田(正尚)さん、菅野さんから『炊飯器を持ってきた方がいい』と、アドバイスされたんです。だから新しい炊飯器を買ってみました」

カブスの鈴木誠也 ©︎時事通信社

――移籍が決まって、大谷選手にはご連絡されましたか。

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「さすがに連絡できないですね。無視されてもショックですし……。どの先輩に移籍を報告したらよいか、悩むじゃないですか。ダルビッシュ(有)さんからは、移籍が決まってすぐに『おめでとう』と連絡をいただいて、嬉しかったですね」

――村上宗隆さんはホワイトソックスでプレーすることになりました。

「移籍が決まる前、『どんな感じ?』みたいな連絡は少し取りあっていました。交渉期限ギリギリまで、(どのチームと契約合意となるか)本当にわからないんです。ホワイトソックス入団は(契約合意の)発表後に聞きました」

ともにメジャーに挑戦する岡本と村上(岡本のインスタグラムより)

電話をかけたら「カナダか!」と一言、情報を仕入れるのが早い先輩は…

 ジャイアンツからメジャーへ移籍した野手は、ニューヨーク・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さん以来2人目となる。

――これまで11年間ジャイアンツのユニフォームに袖を通しました。

「ポスティングは自分の権利ではないので認めてくれた山口(寿一)オーナーをはじめ球団には感謝しかありません。日本一にはなれなかったですが、ジャイアンツでプレーできて良かった。あと、僕が入団したときに現役でプレーしていた先輩たちが監督やコーチになられていて感慨深いですね」

――阿部慎之助監督に報告は?

「電話をかけたら、向こうから先に『カナダか!』と。情報を仕入れるのが早い(笑)。阿部さんが現役だった頃、ロッカーがずっと隣でした。球団の人がわざと隣にしていたのか、真相は分からないままですけど。阿部さんはよく喋るタイプの人ではないですが、こちらから話しかけるといろんなことを教えていただきました」

――背番号はジャイアンツ時代の「25」から「7」に変わります。

「ジャイアンツで『7』をつけていた長野(久義)さんから連絡をいただきました。『ユニフォーム、交換しようね』と言ってくださいました(笑)」