田中 最初はなかなか結果に結びつきませんでした。今振り返ると、食事の栄養管理も減量方法も、完全に勉強不足でした。

 でも2024年に、あるレジェンドの女性トレーナーにポージングの個人レッスンをしてもらったところ、「絶対に日本一になれるよ」と言われたんです。

世界を狙えるポテンシャル

――その方は、なぜ「日本一になれる」と感じたのでしょうか。

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田中 「ポテンシャル的に、世界を狙える骨格。あとは筋肉をデカくするだけだよ」とおっしゃっていました。

 私はウエストや膝などの関節部分が骨格的に細いので、対比で太ももやお尻の筋肉がすごく大きく見えるんです。また、身長が高めなのも迫力が出るので有利だと言われました。

 その言葉で、「勝つためのトレーニング」を意識するようになったんです。「もう限界」というところから、「あともう少しやろう」と痛みを感じるまで追い込むようになりました。無理なく減量に取り組めるよう、食事面でもコーチについてもらいました。

――その言葉どおり、2024年に国内最大級のフィットネス団体「JBBF」の大会で初優勝されましたね。

田中 優勝したとき実感はあまりなかったのですが、とにかくホッとしたのを憶えています。ただ、そのあとの大会では、腰痛に悩まされて2位に終わってしまいました。

 そのあと、「上半身の筋肉量が足りない」とアドバイスをもらったので、徹底して上半身をデカくすることに。翌年の「SPORTEC CUP2025」では、パーフェクトスコアで優勝できました。

「目標は世界一」日本の美の基準を変えたい

――今後の目標はありますか?

©橋本篤/文藝春秋

田中 「ウェルネス・フィットネス」で世界一になることです。「オールジャパン フィットモデル ウェルネス チャンピオンシップス」という大会で日本一になると世界が見えてくるので、そこで優勝するのが今の目標です。

 自分にはまだまだ伸び代があるので、課題を一つずつクリアして世界一を狙います。

――田中さんのように筋肉をつけるためには、何が大切なのでしょうか。

田中 トレーニングはもちろんですが、食事でタンパク質や炭水化物をしっかりと摂ることが大切です。鍛えても筋肉がつきにくい方は、食事の量を見直すといいかもしれません。

――女性にも筋トレはおすすめですか?