今年1月、テレビ番組で「一家離散」を告白し話題を呼んだグラビアアイドルの山田かな(30)。高校卒業後はスポーツ用品店で働いていたが、心ない嫌味から大学進学を目指すことに。

 偏差値28だった彼女はいかにして名門理系大学への進学を達成したのか。また、その際に母親から告げられた冷たい言葉とはどんなものだったのか聞いた。(全3回の2回目/3回目に続く

山田かなさん ©志水隆/文藝春秋

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ゴルフボールの営業で新規獲得件数を初月に突破

――家族と縁を切るために就職した山田さんですが、勤め先のスポーツ用品店ではどんな仕事をしていたんですか。

山田かなさん(以下、山田) ゴルフ事業部の営業に配属になり、「うちのゴルフボールを買ってください」と営業をかけていました。今までのゴルフ事業部の新人が達成してきた新規獲得件数を初月で超えたんです。その後は売上がどんどん伸びていって、社員の中で一番売上を持つようになりました。

――すごい。営業で特別なテクニックがあったんですか。

山田 特には。ただ業界的に若い女性が少ない中で、19歳だったので記憶に残りやすかったのは大きかったと思います。あとギャップですかね。見た目が優しそうとよく言われるんですが、結構営業ではバシバシ行っていたので。

 あとは知識がなかったので、なるべく丁寧に仕事をやりたいという思いがあって、試供品のボールを送る際に、手書きの手紙を添えて送っていました。

 

事務の女性に「まあ、わかんないよね、高卒だもんね」と言われ…

――そのあたりは相手の心を打ちそうですね。結果は出していますし、会社内でも評価は高そうです。

山田 入社1年目で本来はボーナスは出ないみたいなんですが、成績で1番だったので出してくれていました。

――では順風満帆な感じだったんですね。

山田 そうだと思います。ただ事務の女性にめちゃくちゃ嫌われてたんです(苦笑)。取引先で不幸があった際に、どうしたらいいかわからなくて「すみません」と事務の女性に聞きに行ったら「まあ、わかんないよね、高卒だもんね」って言われたことがあって。私は人間として大事なマナーが大きく欠けているんだ、それはまずいぞと思ったんです。