撮影現場に来る人たちの考えやこだわりを感じるのが面白い
――その後、グラビアに復帰します。
山田 2つ目の事務所を辞めた時に、大学にまた戻りたいなと思っていたんですが「もったいない」と言ってくださる方が本当に多くて。その中で、お声がけいただいた今の事務所に入りました。
ただ、グラビアから2年間離れてることもあって、人気はめちゃくちゃ落ちているなと実感しています。
――グラビア自体は楽しいですか?
山田 とっても楽しいです。カメラマン、スタイリストさん、ヘアメイクさんと撮影現場に来る人って独立して一人社長みたいな感じじゃないですか。みなさんいろんな考え、こだわりがあって、それを感じるのが面白いんです。
そんな個性的な人たちの中で、何の変哲もない山田が混じってやれているっていうのが好きです。自分が持ってないものを持ってる人たちと出会える場だから、余計自分の中で光って見えるというか、新鮮で、大切なものです。
同じように“毒親”に苦しんでいる方へ
――グラビア以外で将来の目標などはありますか。
山田 いつかは会計士になりたいと思っています。日本とアメリカの公認会計士の資格を取って、国内外のM&Aのサポートができたらいいなと思っています。
自己憐憫ではないんですけど、公認会計士になることで、この生い立ちで、ここまでやってこれたという自分の生きた証になると思っているんです。
――お話を聞いて、山田さんのようにいわゆる“毒親”に苦しんでいる方も日本には少なくないと思います。もし同じ境遇の人に声をかけるとしたら、どんな言葉を伝えたいですか。
山田 「諦めずに挑戦し続けてほしい」です。たくさん考えて、その場面で選択をし、諦めずに挑戦すること。私はそう思って自分から動いたから芸能もやれてるし、雑誌の表紙にもなりました。それも全部自分で選択した結果です。
もちろん、たくさんの人に支えられながらではあり、感謝しています。でも行動を起こすのは自分自身なので、やりようによっては未来は切り開けるとは思います。なので自分の選択によって全て変わっていくということを伝えたいですね。
撮影=志水隆/文藝春秋
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