どんなに“炎上”してもポジティブに受け止める理由

小泉 でも、アンチがいるってことは、それだけフォロワー外にも広がって、バズっている証拠なんですよね。そのあたりはプラスに捉えています。わざわざ時間を使って見てくださっているわけですから、ありがたい存在ですよね。

――ポジティブに受け止めているんですね。

小泉 投稿を見て、「何なんだこいつ」と思う方がいるのもわかっています。でも、これは僕の本心そのままではないですし、誰かを傷つけているわけでもない。逆に、聖人君子みたいなイメージがつきすぎると、何かあった時に一気にイメージが下がってしまうので、期待値調整のバランスは必要だと思っています。

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 まずは僕に興味を持ってもらって、インスタを見に来てもらったり、記事を読んでもらったりして、「意外とちゃんとしてるな」とか、「こういうことをやっている人なんだ」って伝わればいいかなと。

「お皿」の投稿はリュウジさんの投稿もあり“大バズ”に

――本業の料理についてもお伺いしたいのですが、活動される中で、「これは失敗だった」と感じた経験があれば教えてください。

小泉 全然ありますよ。焦げたチャーハンもそうですけど、もともと料理経験がなかったので、「何をどう混ぜたら、どういう味になるのか」も全然わからなかったんです。

 でも今は、全部“方程式”みたいに理解できるようになってきました。どういう味付けをしたら、どういう味になるのか、ある程度パターンが見えてきたので、それを何十個か覚えておけば、食材が変わっても応用できるんですよね。

――小泉さんの自炊投稿を見ると、盛り付けも綺麗でとても美味しそうで、数年前にチャーハンを黒焦げにしていたとはとても思えません。大変な努力をされてきたのですね。

小泉 そうですね。ただ、それで言うと、自分ひとりで全部を抱え込みすぎた時期もありました。

©三宅史郎/文藝春秋

 引退後は、サポーターの方向けに料理教室を開いて、キャリーバッグを抱えながら全国を飛び回っていたんです。ホテルや友人の家を転々としながら、その合間にレシピ本の撮影もして……という生活を続けていたら、完全にパンクしてしまって。実際に倒れてしまったこともありました。

「これは仕組み化しないとダメだな」と思って、人を入れたりもしたんですが、今度はマネジメントの問題が出てきたりして。ありがたいことに、今は少しずつ体制も整ってきたので、恋愛番組への出演など、活動の幅も広げられるようになっています。