「面白いことを言ってやろう」面接で答えた“素直すぎる志望動機”

――では、試験はスルッと。

AIKA 試験内容は筆記と面接、健康診断でした。志願者が思ったよりずっと多くて、私の高校より偏差値の高い学校の子もいたので、「もう終わったな」って。

 こうなったら面接で面白いことを言ってやろうと思って、「なぜ自衛隊に入りたいのですか」と聞かれて「格好いいからです」と答えました。みんなが固い答えをする中で、素直に言ったのが良かったのか、勉強の成果が出たのかわからないけど、無事に合格しました。

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 群馬県の航空自衛隊の女子枠は1つだけだったんです。各都道府県に枠があって、大きい県だと5枠くらいありますが、小さい県は1枠か2枠。私の同期の女子は全国で80人しかいなくて、そのうちの群馬の1枠を取れたんです。

――すぐに合格通知が。

AIKA 2月ごろに試験を受けて、結果が出たのは3月の頭ごろ。高校は卒業していて、合否がわからないまま卒業式に出ました。合格通知は自衛隊の担当者から電話で来て、お父さんも祖父母も大喜びでしたね。

航空自衛官時代のAIKAさん(写真=本人提供)

“モンチッチヘア”になって山口県の航空教育隊へ

――合格すると、まずどこへ行くのですか?

AIKA 4月から7月までの3か月間、山口県の防府市にある航空教育隊で訓練を受けます。航空自衛隊の女子を教育できる場所がそこしかなく、全国から女子が集まるんですよ。そこに西日本の男子も来るので、かなりの人数がいたと思います。

――入隊前には髪を切ったり。

AIKA そうなんです。超ベリーショートで耳を出さないといけないんです。耳に掛けるのではなく、切って耳を出す。おかっぱみたいな髪型で、しかも襟足は絶対に首に付いてはいけない。モンチッチみたいな髪型になるんですよ(笑)。

 入隊前は肩くらいまで伸ばしていて、茶髪だったので、本当にイヤでした。でも全員がモンチッチだから、だんだん気にならなくなりましたね。

撮影=釜谷洋史/文藝春秋

次の記事に続く 「5分前行動は許されない」「訓練中に部屋をグシャグシャにされ…」航空自衛隊→“セクシーダンサー”になった元航空自衛官(25)が語る“厳しい訓練生活”

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