「部隊で必要な物品や、飛行機の部品、エンジンなどを…」航空自衛隊での仕事内容

――基地ではどんな業務に。

AIKA 補給隊という部署に所属していました。部隊で必要な物品や、飛行機の部品、エンジンなど、自衛隊で使うすべてのものを調達する仕事です。

 外の会社や他の基地とやりとりして調達したり、業者さんから届いた荷物をフォークリフトで降ろして倉庫にしまったりしていました。会社で言うと総務みたいな仕事ですね。

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 これも訓練中から希望していた仕事で、事務仕事がしたかったんです。商業高校に通っていたので、そういった素地もありましたし。

――1日のスケジュールがキチキチしていそうですよね。

AIKA 新人のうちは朝5時起きで、職場のコーヒーを入れたり掃除をします。業務開始は8時15分からで、午前中は事務作業や調達業務、荷物が届いたらフォークリフトでの作業もします。消灯ラッパは、夜10時。自分が先輩になってからは、6時か7時起きになりました。

航空自衛官時代のAIKAさん(写真=本人提供)

「ギリギリのラインを攻めていました(笑)」航空自衛官時代のおしゃれ事情

――外出に関しても厳しそうですけど。

AIKA 外出は門限が夜9時なんですけど、実際は8時半までには帰らないと処罰の対象になるんです。で、県外に出るときは行動計画を出さなければいけなくて。「どこどこへ行きます。そこへは何時の電車に乗って何時に着きます」ということを報告するんです。

 海外に行く場合は海外渡航申請も必要で、そこでもしっかり計画を立てないと許可が出ませんでしたね。ただ、週末は金、土は外泊可能で、日曜日の夜8時半までに帰ってくれば大丈夫って感じでした。

――業務以外はどんな過ごし方を。

AIKA 美容にはお金を掛けていました。ネイルも規定の範囲内だったらできるんですよ。「爪を短くして、桃色のシンプルなものならOK」という規定があって、ギリギリのラインを攻めていました(笑)。

 着ている物は今とあまり変わらないと思います。でも披露する場所がなくて。自衛隊の同期と遊ぶときはあまりおしゃれをしなかったけど、地元の友達と遊ぶときはちゃんとした格好をしてました。

――女性ゆえに大変だったことってありました?

AIKA ありがたいことに環境がとてもよくて、女性だからといって大変だと感じたことは記憶にないです。女性を優遇してくれる部分もあって、とっても働きやすかったです。ただ、声をかけてくる男性はいましたね(笑)。

撮影=釜谷洋史/文藝春秋

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