「辞めたいと思ったことは一度もない」それでも航空自衛隊を辞めた“きっかけ”
――自衛隊を6年間。「辞めたい」と思ったことは。
AIKA CYBERJAPAN DANCERSに出会うまで、辞めたいと思ったことは一度もないです。泣いたことも1度もないですし、イヤで辞めたいという気持ちは湧かなかったですね。感動して泣いたことはあったけど、イヤなことで涙を流したことはないです。
ただ、6年いてワクワクしなくなってきたんです。このまま自衛隊にいても先が見えるというか。安定はしているけれど、「自分のやりたいことをやらずにいたら後悔しそうだ」という気持ちが強くなっていったんです。
――子どもの頃から人前で輝きたい気持ちがあったと聞きました。
AIKA やっぱり、ずっと諦めきれなかったんですよね。ピアノの伴奏で目立とうとしていた子供時代から、その思いがずっとあって。違うことにも挑戦してみたいなと。
――そんな中、CYBERJAPAN DANCERSを知った。
AIKA 2025年の1月頃、YouTubeでダンスの動画がたまたま流れてきたんです。それを見て、一瞬で心を奪われました。
パフォーマンスはもちろんですが、礼儀正しさを重んじているのが伝わってきて。他のグループとは違うなと思いました。ピシッと統制が取れていて、上下関係もちゃんとした集団であることがすぐにわかったんですよね。
「かなり振り幅のある転職だけど、大丈夫?」と言われ…
――“礼儀正しさ”を具体的に言うと。
AIKA うまく言語化するのが難しいんですけど、人前ではキラキラしているけど、裏ではしっかりしているといいますか。
自衛隊の6年間で規律や責任感をしっかり学ばせてもらったからこそ、そういったものが見えたのかもしれないです。それで自分に合うんじゃないかと。
――以前からダンスグループに興味はあったのですか。
AIKA とくになかったです。アイドルにも興味がなかったし、ダンスにも特別な思い入れがあったわけではなくて。だから、CYBERJAPAN DANCERSは奇跡的な出会いでしたね。
――オーディションに応募したのはいつですか?
AIKA YouTubeを見て、見れば見るほど入りたい気持ちが強くなって、オーディションのサイトを見たら締め切り日が4月だったんです。
それで4月に応募したんですけど、在職中だったので副業に当たってしまうし、CYBERJAPAN DANCERSのプロデューサーを務めるMITOMI TOKOTOさんも「かなり振り幅のある転職だけど、大丈夫?」という感じで、一旦話が保留になったんですよ。
――誰かに相談を?
AIKA 誰にも相談しませんでした。「どうせ無理でしょう」と言われると思ったし、自衛隊という安定した仕事から離れることに反対されると思ったので。自分では絶対に入りたい気持ちがあったので、突っ走ってましたね。不安よりも「入りたい」のほうが大きかったです。
撮影=釜谷洋史/文藝春秋
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