2026年5月25日、東京都渋谷区の自宅で18歳の長女に暴行を加えたとして、警視庁渋谷署に現行犯逮捕された読売ジャイアンツ・阿部慎之助監督。

 阿部監督は容疑を認め、翌26日未明に釈放されるも、開幕からわずか2カ月での電撃辞任となった。阿部は一体、どんな指導者だったのか。

「それくらいの気持ちで攻めろ!」

 今年4月9日に配信された「週刊文春 電子版」記事では、阪神タイガースとの開幕カードで、巨人の投手が阪神の大山悠輔選手や伏見寅威選手に対して死球を与え、藤川監督が球審に猛抗議するなど一触即発の事態となったことを取り上げた。同記事内で巨人担当記者はこう語っている。

「背景には巨人の阿部慎之助監督の異例の指示があります。巨人は昨シーズン対阪神戦で8勝17敗と大きく負け越し、DeNA、ヤクルト相手に勝ち越して積み重ねた貯金の大半を吐き出した。今年が契約最終年でV逸すれば即退任が濃厚な阿部監督にとって、阪神戦は“絶対に負けられない戦い”。開幕前に『敵とエキサイトしても構わない。それくらいの気持ちで攻めろ!』と檄を飛ばしたといいます」

前監督が「芸がなさすぎ」

 一方で、阿部監督は今年が3年契約の最終年で追い詰められている側面があったという。「週刊文春 電子版」1月8日配信記事には、このような記述がある。

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 新年早々、阿部慎之助監督(46)が追い詰められている。元日に放送されたニッポン放送のショウアップナイター特別番組に、原辰徳前監督(67)が出演。「監督自ら4番バッター、ローテーションピッチャーを外国人に頼ります、というのは芸がなさすぎますよね」などと“激辛批評”を展開したのだ。

「元日付のスポーツ報知のインタビューで阿部監督は『キャベッジを4番にして、3番ダルベック、5番リチャードで挟むのもいいかなと思っている』と中軸打線の構想を披露した。番組の収録は12月30日までに行われましたが、原氏の発言は、この構想を知ったうえでの当てつけととれる内容でした」(巨人担当記者)

「週刊文春 電子版」2026年1月8日配信記事

3年目のシーズンには厳しい目も向けられていた阿部監督 ©文藝春秋

「選手と直接対話する機会が減っている」証言も

 昨年秋の時点で、周囲に「俺は3年でいいや。もうやらない」とこぼしていた阿部監督。「週刊文春」では球団関係者がこんな見方を示していた。

「最近の監督は『〇〇が足りない』と、チームの士気を下げかねないネガティブな発言が目立つ。橋上秀樹オフェンスチーフコーチ(60)と、入団同期の監督付広報とばかり話し、他のコーチや選手と直接対話する機会が減っている。このままだと来年は優勝どころか、Bクラス落ちもあり得ます」

「週刊文春 電子版」2025年11月19日配信

 今シーズンはその采配に陰りが見え始めていた阿部監督。巨人軍のトップは、なぜ家庭内暴力に及んでしまったのか。

 現在配信中の「週刊文春 電子版」および28日(木)発売の「週刊文春」では、▶︎事件当日、自宅から 「男性の叫び」 フェアレディ妻は…、▶︎巨人が問題視したアイドル女優との泥沼不倫&音声、▶︎ 松井、由伸でもない…後任監督に急浮上した「神様」、▶︎ダルも苦言「才能をつぶす」時代遅れのスパルタ指導…など事件の裏側を詳しく報じている。

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