交流戦開幕を翌日に控え、球界に衝撃が走った。巨人の阿部慎之助監督(47)が5月25日に長女(18)への暴行容疑で現行犯逮捕となり、翌日には球団から辞任が発表された。
その際、長女が「チャットGPT」に相談した末に児童相談所に通報していたことが判明、旬のAIが絡んだことで一層大きな注目を集めることになった。
阿部氏が辞意を表明するのは今回が初めてではない
阿部氏は26日朝、巨人の山口寿一オーナーに面会し、涙ながらに辞任を申し出たという。ペナントレース中に現役監督が起こした前代未聞の不祥事に、その後の会見では「伝統ある巨人軍監督の名も汚してしまって、深く謝罪したい」と力なく話した。
山口オーナーも「暴力を振るったこと、そして逮捕されたという事実は消すことができない。監督の暴力というのは非常に重い出来事でありますので、辞任は避けられないと考えました」と辞任を認めたことを明らかにした。読売新聞は27日付の朝刊でオーナーの説明を強化する「暴力を振るった事実は重い」と題した社説を掲載している。
阿部氏の会見では代理人弁護士が長女の手紙を読み上げたことも話題になった。望んでいなかった事態に発展したことへの悔恨やありふれた親子関係などが記され、阿部氏を擁護するような内容だった。それを受けて阿部氏の監督復帰を求める署名活動も始まり、瞬く間に10万人以上の賛同が集まっている。
辞任という決着について「厳しすぎる」「何か公にされていない事実があるのでは」「ともあれ暴力を振るったのだから辞任は妥当」など論争が終わる気配はない。

