不幸の視点を変えてみる

 続いてのショックは、瞼の垂れでした。いつだったかよく覚えていませんが、前夜にちょいとお酒を呑みすぎて、朝、洗面所の鏡に自分の顔を映したら、

「あら、瞼が腫れちゃった。呑みすぎたせいだな」

 そう納得しました。ところがこの「瞼の腫れ」が何日経っても引かない。引かないまま何年も過ぎ、その後、私の瞼は垂れたままの状態で安定しております。

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 小さい頃から、自分は目がパッチリとした、つぶらな瞳の女の子だと秘かに誇らしく思っていたのに。自慢の大きな目は今やすっかりカメの目のごとしです。

 でも瞼が落ちてきたことで視界が狭まったとか、モノが見づらくなったとか、そういう不具合を感じたことはありません。自己診断ではあるけれど、私はいわゆる眼瞼下垂ではないと思っています。

 それなのに、あるとき親しい男友だちに、「それ、つらいでしょう。手術したほうがいいんじゃない?」と同情に満ちた声で言われ、少々傷つきました。