元なでしこジャパン選手の澤穂希さん(47)。15歳で日本代表入りし、日本女子代表史上、出場数・ゴール数歴代1位を獲得し、女子サッカーW杯へは世界記録となる6大会連続出場を果たした。
37歳まで現役で活躍し続けた背景には、自身の体と真摯に向き合う姿勢があったという。現在は一児の母でもある澤さんに、現役時代から実践していたコンディション管理や、女性のキャリア選択について伺った。(全4回の3回目)
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10代、20代よりも、30代が一番楽しかった
――現役時代から、「いつかは子どもを持ちたい」と話されていました。37歳まで現役を続けられましたが、30代超えた後のキャリアについて、多くの女性が悩むところだと思います。澤さんはいかがでしたか?
澤穂希さん(以下、澤) 私の場合は30代が一番楽しかったです。10代、20代はとにかく走らされたので(笑)。いつか結婚して子どもが欲しいと思っていたので、若いころから自分の体の状態を把握するようにしていましたね。
――毎日欠かさず基礎体温をつけていたとか。「澤さんの影響で私もつけはじめました」という選手もいました。
澤 月経周期のタイミングを把握するのが主な目的でした。20歳頃からですかね。
――きっかけは何だったんですか?
澤 20歳ぐらいの時に、激しい生理痛に襲われたことがあったんです。当時は一人で産婦人科を訪ねるのに抵抗があって、母に一緒に行ってもらいました。その時に生理のことや、ピルのことを説明してもらって、すごく興味を持って。
こういうことをちゃんと考えていたら、いつか自分が「子どもが欲しい」と思ったときに安心して準備できるだろうなと。そこから一気に産婦人科に行くハードルが下がりましたね。一人のお医者さんだけでなくて、セカンドオピニオンにも行きました。
