元なでしこジャパンの澤穂希さん(47)。キャプテンとして臨んだ2011年ドイツW杯で優勝し、アジア人として初めてFIFAバロンドール「女子年間最優秀選手」に選出されるなど、日本サッカー界を牽引したレジェンドだ。現在は仙台に暮らし、1児の母でもある澤さんに、夫との出会いや、出産時のエピソードについて伺った。(全4回の1回目)

澤穂希さん ©今井知佑/文藝春秋

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――2011年ドイツW杯優勝、翌年のロンドン五輪銀メダルの感動がまだ残っています。澤さんが引退されて、11年が経つんですね。

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澤穂希さん(以下、澤) 引退したのは2015年末でした。あっという間ですね!

結婚を経て、引退後に仙台へ移住

――その間には、同じ元サッカー選手の辻上裕章さんとご結婚。引退後に、仙台に移住されました。

 夫は結婚当初、自分の古巣であるベガルタ仙台で選手の育成やチーム広報に関わっていました。私は現役を引退したタイミングで、仙台に引っ越した形です。

――辻上さんは4年前に福島ユナイテッドFCの副社長になられて。

 はい。なので現在夫は福島に単身赴任していて、私と娘は変わらず仙台市に住んでいます。週末に夫が帰ってくるという日常ですね。

――澤さんは東京・府中市出身ですが、仙台暮らしはどうですか?

 とってもいいですよ! はじめは寒いところに行きたくないなーと思っていたんですが(笑)。仙台には都市機能がありつつ自然が豊かで、食べ物もおいしい。教育環境も充実しています。娘の保護者同士のつながりなどもありますし、しばらくは仙台に住むつもりです。

娘は小学4年生に

――2017年1月にはご出産もされました。

 娘は、もう小学校4年生になりました。私は将来的には実家のある東京に戻るつもりなので、ゆくゆくは家族の拠点についても話し合うことになりそうです。娘が高校を卒業するくらいかな。彼女の人生は彼女自身に切り開いてほしいので、進路や将来像も本人に任せるつもりです。