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徐々に城の遺構らしき地形が現れる
古代の五畿七道にも数えられ、現在の国道9号と大半が一致する山陰道。その但馬国と因幡国(現・鳥取県西部)との国境へと至る手前にあるのが八木。現在の兵庫県養父市八鹿町八木だ。街道を北側から見張る標高330mの山上に八木城がある。元々は地元国人・八木家の居城だった。
比高(麓からの標高差)は230mとなかなかだ。日々、山城をあちこち歩いている実感としては、100mを超えるとそこそこキツく、さらに200mを超えると相当堪える。しかも距離は1km弱。約30分と案内にある。時刻は15時。覚悟を決めて登り始めると、いきなりのジグザグ上り道。あっという間に50m近く比高を稼ぐ。
その先はひたすら尾根道。整備された山道で歩きやすい。週末だったせいか、何組かの登山者ともすれ違う。登り始めて15分ほどで、八木城までのほぼ中間地点。順調だ。
その先は尾根幅が細くなる。さらにところどころ、両端を削った堀切のような地形や、半島先端の物見台のような場所も。このあたりも広い意味では城内だったのだろうか。中間地点手前はあまり変化のないなだらかな傾斜だったが、平坦な場所と急傾斜でメリハリがある。
さらに登り、麓から30分弱で、「ここから城内」と実感できる光景が現れた。





