“隠れステージ”最後にまさかの展開

 八木土城、南北に伸びる尾根のみだと思っていたのだが、違った。縄張図を見直してみると、分岐した西尾根にも曲輪が描かれている。

八木土城の周辺地図(現地案内板より)

 ここまできたら「完全攻略」したい。意を決して分岐から西尾根へ。結果、「案ずるより産むが易し」だった。西尾根には3つほどの曲輪が並んでいたが、高低差は大したことなく、遺構の見応えは文句無しだった。

西尾根の切岸
西尾根の土塁。尾根の削り残しのような形状

 切岸も土塁も、やはり他の曲輪と様相が異なる。八木土城、遺構のバリエーションの豊富さは全国有数だ。めくるめく展開が味わえる。石造りの八木城、土造りの八木土城はセットで回らなければもったいない。

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 改めての完全攻略は17時15分頃。残り1時間を切っていたが、下りは早い。八木土城から30分ほどで下山した。 

撮影=今泉慎一

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