ナイジェリア人の父と日本人の母を持ち、若い世代からの人気を集めるギャルラッパーの3Li¥en(エリイェン)さん(25)。音楽活動を本格的に始めた半年後には「チーム友達(GALS Remix)」に参加。そのミュージックビデオはYouTubeで400万回以上再生されている。

 活動2年目には日本最大級のヒップホップフェスである「POP YOURS」への出演も果たした。そんな彼女はナイジェリアで6年間一人暮しをしていた経験を持つ。どのような幼少期を過ごしてきたのか。話を聞いた。

 

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父がバリバリのギャルと再婚「実の娘みたいに可愛がってくれた」

――まずは3Li¥en(エリイェン)さんのルーツについて教えてください。

3Li¥en 生まれは埼玉県の戸田市です。ナイジェリア人のおとんと日本人のおかんの元に生まれて、2歳上にお兄ちゃんがいました。

 ただ、私が5歳くらいの時におかんの精神面がかなり病んでしまって、動かれへん、育てられへん状態になって離婚するんですよ。その時にお兄ちゃんはおかんに引き取られて、私はおとんのところに行ったわけですね。

――では、3Li¥enさんはお父様と2人暮らしに?

3Li¥en その後、おとんはバリバリのギャルと再婚をして、その人が新しいおかんになって私を育ててくれました。今思えば時期がかぶってて「軽く浮気してたんちゃう?」って感じなんですけど(笑)。

 でも、この新しいおかんが私のことを実の娘みたいに可愛がってくれて、ドレスアップさせてくれたんです。ガラケーをキラキラにデコってるようなザ・ギャルで、レゲエがめっちゃ好きやったから、小学校にもコーンロウにラスタカラーのビーズをつけてチューブトップで行ってましたからね。小1でタワレコにショーン・ポールのCDを買いに行かされたり、お腹に弟がいる時も一緒にボブ・マーリーを聴かされたりしていました。

アメリカのヒップホップが大好きな父の“英才教育”

――お父さんも音楽が好きだったんですか?

3Li¥en おとんはナイジェリア人なのにアメリカのヒップホップが大好きで、家に2パックのレコードがいっぱいあったんです。毎日嫌でも爆音で聴かされるから、ある意味で英才教育ですよね。MVで自分と同じ黒人の人たちがケツ振って大活躍してるのを見て、「エロい! ヤバい! でもこれ、私見て大丈夫?」って思いながらもめちゃくちゃ興味を惹かれていました。この時の環境が、完全に今の私につながってます。