「2日後に『チーム友達』のGALS Remix撮るんだけど」って
――2024年には千葉雄喜さんがリリースした「チーム友達」のGALS Remixに参加しています。このことで3Li¥enさんを知った人も多いと思いますが、どんなきっかけで?
3Li¥en 本格的に活動を始めて、まだわずか半年後のことでした。もともと初音ミクが大好きで、ボカロとヒップホップが混ざった「ハイパーポップトラップ」というジャンルの音楽を自分で作って英語でラップしてたんです。
それをアトランタのイベント関係者がネットで見つけてくれて、「ライブしに来てよ」って呼ばれて。まだ人生で2回目のライブだったんですけど、その現場に Charlu(シャルル)ちゃんがいて、終わった後に「2日後に『チーム友達』のGALS Remix撮るんだけど、一緒にやりませんか?」って誘われたんです。
――初めてで、いきなり「チーム友達」の収録に。
3Li¥en 「えっ、2日後!? 嘘でしょ!」ってパニックになって、脇汗ダラダラ、全部漏らしそうになりながら必死にリリックを書いてスピットしました。それが人生で初めてリリースした曲になったんですけど、MVが公開されたら一気に400万回以上再生されて大バズ。
SpotifyでもAppleMusicでもまだ「3Li¥en」なんて検索しても出てこない謎の時期だったから、周りから「どこから来たんだこの怪物は!?」ってドン引きされるような衝撃のデビューでした。あの時は竜巻に巻き込まれたような気分だったけど、「私がやるべきことって、このヒップホップやったんや!」って魂がバチッとハマりましたね。
おとんと新しいおかんがくれたレゲエとヒップホップの英才教育のフローが、ここで完全に覚醒しました。
「RAPSTAR 2025」で4ステージを勝ち進む快進撃…
――その1年後に「RAPSTAR 2025」で4つのステージを勝ち進みます。応募者6780人の中から1名が選ばれる大会ですが、8名で争うステージまで進出しました。この時の心境は?
3Li¥en ラッパー歴まだ2年目のペーペーだから、あそこまで残るとは思ってなくて「私ここにいて大丈夫?」って感じでした。最終的に1対1のバトルステージで負けた時はもちろん悔しかったですけど、途中で「ここは私が勝ってゴールにする場所じゃないな」って気づいたんです。私はもうすでに自分の力で輝いてるし、もっと泥臭く何年も頑張ってる他の子にチャンスが行くべきやなって綺麗に思えました。
私のゴールはもっと上、ワールドワイドに世界に行くことなので。英語も喋れるし、日本というマイホームで3Li¥enを知ってもらった後は、世界にこのギャルマインドをレペゼンしに行きたいから。
