雑誌の連載、テレビのレギュラー出演、商品開発や食のイベント――寝る間も惜しむように働く、東京・恵比寿の予約が取れない日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さん(53)が出版した書籍は、通算100冊以上。ここでは最新刊「笠原将弘のご自愛めし ちゃんと食ってるか!?」(文藝春秋刊)より一部抜粋し、玄米と料理が大好きな健康志向の清水ミチコさんとの特別対談をお届けする。

撮影 志水隆/文藝春秋

◆◆◆

三十年来の清水ファン「うれしくなっちゃってラジオの話をいっぱいしたら『気持ちわるいね』って(笑)」

笠原 清水さんのラジオ、いつも聴いてます。昔は「清水ミチコのミッチャン・インポッシブル」を聴いて笑いながらみんなで仕込みしてました。

ADVERTISEMENT

清水 よく聴いてくれてるね。ありがとう。

笠原 僕は三十年来の清水さんのファンなのですが、十五年くらい前にテレビのレギュラー番組で初めて清水さんにお会いしたときに、うれしくなっちゃってラジオの話をいっぱいしたら「気持ちわるいね」って(笑)。

清水 そうだそうだ(笑)。そのあと、番組で「一番尊敬している人は誰ですか」って聞かれたときに、「清水ミチコさんです」って言わせるという流れをつくったな。

笠原 しかも翌週の「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」で僕のことを話してくれたんですよ。「テレビによく出てる若いシェフが、(清水さんの)ラジオをすっごく聴いててマニアックで気持ちわるかった」って。

清水 そんなこと言わないよ(笑)。もうちょっと言い方が。

笠原 それが僕はうれしかったんです。

清水 まさかこんなビッグになるとは。よかったね。

笠原 よかったですよ。清水さん、いまツアー中ですよね。やっぱり大変ですか?

清水 喉が嗄れることが最近多くて。足が痛いとか、腰が痛いとか、まあいろいろあるんだけど、ツアーは好きだから精神的には楽しい。