――勘当も辞さないほどだったお母様が、ついに認めてくれたんですね。
ノムラ 半年間LINEを無視したことも、今は「なかったことにしてくれた」って感じで。本当にありがたいです。一生恨まれても仕方ないって思ってたので。
起きて一緒にいられるのは2週間で2時間くらい
――夫の方とはいまどんな生活を。
ノムラ 実はまだ別居婚なんです。夫は地方の病院で医師として勤務していて、私は東京です。来年から夫が東京に来られそうなので、やっと一緒に住める予定です。
――別居婚だと、会う頻度はどれくらいになるのでしょう。
ノムラ 2週間に1回くらい、夫が休める日に東京に来てくれます。でも彼は仕事で疲れてるし、私もだいたいライブで帰りが遅い。だから、私が帰ったときには夫はもう寝てるんです。翌日も私が起きるのは昼過ぎで、彼は次の日の仕事があるから夕方には帰らなきゃいけない。だから、起きて一緒にいられるのは2時間くらい。
――2週に1回、2時間だけ。寂しくないですか。
ノムラ 寂しいです、本当に。2週間が限界で、それを超えると朦朧として禁断症状が出てきます。私が寝てる間に、彼が料理の作り置きをしてくれるので、私はそれを食べてなんとか生きてる、みたいな日々です。
――「医師の夫」と「医師免許を持つ芸人の妻」。珍しいかたちですよね。
ノムラ そもそも男の人で、パートナーが芸人だったら嫌だと思う人は多いと思うんです。でも、夫はお笑い好きということもあってはじめから応援してくれていました。理解があるのですごくありがたいです。夫の医師としての就職と、私のグレープカンパニー入りが同じタイミングだったので、一緒にお祝いもしましたし、仕事は同期っていう感覚で励まし合っています。
――医療家系に生まれて医師免許を取り、それでも芸人の道を選んだご自身の半生を、いまはどう捉えていますか。
ノムラ 大好きだった世界の中に、いま自分がいる。それがいまだに信じられなくて、毎日がめちゃくちゃ高揚しています。芸人が無理なら医者になればいい、といわれることもあるのですが、私はそれは絶対に嫌だと思って、芸の道に突き進んでいます。
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