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「私を助けに来てくれたのね!」
事件当日の未明、襲う女性を探していた成瀬は、自転車でコンビニから帰宅しようとしていた女性を見つけた。こっそり尾行し、マンションのエントランス内へ。鼻歌交じりに郵便受けに向かった女性を見て、「自分の存在はまだ気付かれていない」と思った。
先にエレベーターで3Fまで上がり、女性が同様に上がってくるのを待った。目出し帽をかぶり、マスクをつけて、手にはナイフを持ち、女性がエレベーターで上がってきたら、その中に押し入る算段だった。
予想通り、女性はエレベーターに乗って上がって来た。扉が開いたところで、「静かにしろ!」と言って押し入り、手で口をふさぐと、女性は驚いたような表情を見せた。
エレベーターの押しボタンは6Fが押されていた。「どこの部屋なんだ。案内しろ!」と言うと、女性は「603です」と答えた。成瀬は女性の部屋に押し入り、気が済むまで凌辱するつもりでいた。
ところが、女性はエレベーターを降りた途端、「私を助けに来てくれたのね!」と言って抱きついてきたのだ。
「この日が来るのを待ってたわ」
「は?」
思わず成瀬は素に戻って対応してしまった。