人生を導いてくれた2人との出会い
ーー就職活動で思うような結果が出なかった経験も、今の関森さんにつながっているのでしょうか。
関森 もし学生時代に早い段階で希望していた会社へ入れていたら、そこで満足してしまっていたかもしれません。なかなかつかめなかった夢だったからこそ、今も挑戦し続けられているのだと思います。
ラジオ局の局長から「人力車を続けるなら採用するよ」と声をかけていただかなければ、今の私はいませんでした。
また、人力車の仕事でも、研修中に車体を壊してしまった時や、壁にぶつかって辞めたいと思った時、いつも支えてくださったのは人力車会社の社長でした。悩みを相談すると、一緒に解決策を考えてくださり、研修でつまずいた時には姫路で直接ご指導いただきました。
あの時、お二人との出会いがなければ、どちらの仕事も続けられていなかったかもしれません。私を信じて育ててくださった皆さんには、本当に感謝しています。
ーーさまざまな挫折や出会いを経験してきた今、これから先、どんな人生を歩んでいきたいと考えていますか。
関森 アナウンサーを目指していた頃に思い描いていた未来とは違う道を歩んでいますが、今では人力車もラジオも私にとってかけがえのない存在になりました。
本当は3か月くらいで辞めるつもりだった人力車も、気付けば9年。ここまで続けてこられたのは、支えてくださった皆さんのおかげです。これからは、その恩返しができるよう、人力車もラジオも一つひとつの仕事を大切にしながら、浅草の魅力を伝え続けていきたいと思っています。
結果だけで自分の可能性を決めないで
ーー最後に、就職活動や夢への挑戦の中で、思うような結果が出ず苦しんでいる方へ、今の関森さんだからこそ伝えたいことはありますか。
関森 人生は、自分が思い描いた通りに進むとは限りません。でも、その先で思いがけない出会いがあったり、自分らしく輝ける場所が見つかったりすることもあります。だから、結果だけで自分の可能性を決めないでほしいです。
目の前のことを一つずつ積み重ねていれば、その姿を見てくれている人は必ずいます。夢や目標があるなら、自分が納得できるまで挑戦を続けてほしいです。
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