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逮捕のきっかけ
犯人特定のきっかけは警察が目撃証言などから作成、報道機関に公開したモンタージュ写真だった。
写真を見た福岡県警捜査2課の刑事が、1951年の福岡連続強盗殺人事件で取り調べた古谷惣吉と酷似していると証言したのだ。
さらに古谷と同時期に福岡刑務所に服役していた男も「モンタージュ写真の男は古谷にそっくりだ」と証言。これらの話に信憑性を感じた警察は一連の強盗殺人が古谷によるものと断定し、その行方を追う。
一方、古谷は捜査の手がすぐ近くまで及んでいることも知らず、12月12日23時40分ごろ、兵庫県西宮市大浜町の海岸防潮堤外側のバラック小屋に侵入し、中で寝ていた廃品回収業のGさん(同51歳)とHさん(同69歳)をハンマーで殴打して撲殺。
その直後の23時47分ごろ、古谷逮捕のため、たまたま付近を巡回していた同県警芦屋警察署の警察官3人に見つかり、逃げようとしたところを取り押さえられる。
古谷は観念したように先ほど2人の男性を殺害したことを自供し、そのとおり防潮堤のバラック小屋から2遺体が発見されたため、古谷を現行犯逮捕し芦屋署に連行した。