ほったらかしでハンバーグから炊き込みご飯まで

開発中、内部が見える耐熱ガラスのふたも検討したが、厚みがあるためグリルパン内が、230度までしか上がらないことがわかった。「タイマーを長く設定し、230度で焼く設定にもできたのですが、そうすると肝心のパンを焼く2分に設定できなくなってしまう。パンを焼ける15分タイマーにするため、高温になる現在の設計になりました」と高橋さん。

グリルパンの試作中、ハンバーグを焼いてみたところ、四方八方から熱が届くためふっくらしたボール状に焼けた。切るとジュワーッと肉汁があふれる。それを社内でプレゼンしたところ、大いに盛り上がり搭載が決定した。ハンバーグの調理時間は15分である。

グリルパン調理の一番人気は、焼きいも。アラジンの製品マニュアルと公式レシピサイトには、アレンジトーストなどのパンメニューのほか、パスタやグラタン、ハンバーグ、グリルチキン、サラダチキン、肉じゃが、カレー、ミネストローネ、炊き込みご飯、クッキー、ケーキなど多彩なレシピが掲載されている。

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ふたをして調理するのは、庫内を汚さないためでもある。一般的なオーブントースターにも言えることだが、庫内が汚れると、発火の恐れがあるほか、反射効率が悪くなり温度が上がりにくくなる。

コンロより掃除やお手入れも簡単

高橋さんは、「グリルパンは必ず付属品を使ってください。市販品には塗装の耐熱温度が低い場合があって、加熱中に気化し庫内が真っ赤になったケースがあります」と話す。何しろ、電気オーブンでハンバーグを焼く一般的な設定温度は、250度前後だ。アラジンのグリルパン内部の320度/330度が、いかに高温かがわかる。

アラジンのオーブントースターは、焼き網を持ち上げれば手が届きにくい扉周りの掃除もでき、グリルパンも食材が焦げつきにくい。焼く際も安心だが、お手入れもラクだ。ただ、グラファイトヒータはガラス製の筒に入っているため、触ると割れる恐れがある。「汚れがこびりついていても触らず、調理の際に焼き切ってください」と高橋さん。