「僕は千鳥さんやテツトモさんみたいなスターじゃない」
――たとえばどのような?
AMEMIYA パチンコ屋さんで一緒にパチンコを打つとか、電気屋さんで一緒にスマホを売るとか。
――それはもう店員さんだ(笑)。
AMEMIYA でも2015年に、少し復活しつつあるなと。結婚式営業とかが口コミで広がっていって。2016年は『じっくり聞いタロウ』に「AMEMIYAは今何やってるんだ」みたいなノリで出るんですけど、その時に給料が話題になったんですよね。「あれっ、こいつ結構稼いでるな」みたいに。みんな死んだと思ってたんでしょう。
その影響があって、次は『深イイ話』でめっちゃバズったんです。「テレビに出てない売れっ子は幸せなのか」みたいな密着で。
――大きなお世話のタイトルですね(笑)。
AMEMIYA ほんとですよ(笑)。その時は結婚披露宴の営業に密着してくれたんですけど「なんでここまで一生懸命にやるんですか?」って聞かれて。それで「星の数ほどいる芸能人、芸人からAMEMIYAを選んでくださったんだから、それは命がけでやるでしょう」って答えたのが面白がられたようで。そこから営業の電話が止まらなくなるっていう。
――営業に、命がけで。
AMEMIYA 大体芸人さんが行く営業って、自分の持ちネタをやればいいんですよ。結婚式営業だったら、新郎新婦さんの名前を入れたり、エピソードを聞いたりしてネタにする人もいるでしょう。でも、僕は自分のことを「そんなスターじゃねえだろう」と思い続けているので……。
例えば千鳥だったら行くだけで盛り上がるし、そのぐらいの価値があると思うんですけど、AMEMIYAなんて雑魚中の雑魚なので、死ぬほど努力してやらないと駄目なんですよ。営業の世界の尊敬する兄貴、テツandトモさんは当日早めに入って取材されてるそうなんですが、僕の場合はそういうわけにいかない。
結婚披露宴なら新郎新婦のことを、企業案件ならその会社のことをアンケートだけじゃなくてネットで調べたり電話取材までしたりしてましたもんね。ショッピングセンターやお祭りの営業でも、僕の場合は絶対何かしら入れますよ。地域特性だったり、名物だったり。
――すごい。なぜそんな謙虚に……。
AMEMIYA 若手の時に1回調子に乗って大失敗しているのが大きいですね。お前のことなんか誰も知らないと思えと。最低限の努力は最低しろと。決して調子に乗るなよ、やりすぎくらいが当たり前。そう思ってます。100点じゃない、2000点目指せ、みたいな。



