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飯塚幸三と社会のズレ
六月一日、米寿の誕生日を迎えた飯塚は日記に〈晴れて米寿!〉、〈目の覚めて見れば嬉しや今日もまだこの世の中の人とは思えば〉と書いた。
素直に受け取れば、生きていることの喜びを表現した言葉だ。加害者の人権は当然保障されるべきだが、飯塚と社会の感情に大きな差が存在しているのが現実だった。
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「なぜ逮捕しないのか」ーー母娘2人が死亡し10人が重軽傷を負った「池袋暴走事故」の直後、自民党の都議会議員たちも非公開の場で「なぜ逮捕しないのか」と警察側に詰め寄っていた。
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