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なぜ「椿山荘」だったのか
幸いにしてホテル側の担当者らの理解もあり、何とか予約にこぎつけることができた。といっても、金銭的な余裕があったわけではなく、「椿山荘」しか選択肢がなかったのだ。
この事情聴取の日、長男は仕事のため同行できなかった。しかし、父親の付き添い人からの電話で目白署でのメディアスクラムを聞き、「このままだと父親がホテルに滞在することが露見する」と危惧した。
そして、やむなくキャンセル料を払い、自宅に帰すという決断に踏み切った。あとから振り返れば、これは極めて重要な判断だった。
まず、飯塚の姿が報じられたことで、「なぜこんな体で運転していたのか」と批判が沸騰した。そのうえ、高級ホテルに連泊して毎日タクシーで警察署に向かう姿が放送されたら、ますます炎上したことは想像に難くない。