「先っちょは元気に頑張っています」

――当時の芸能界を振り返ると、今だからこそ笑って話せるような出来事もあったのでしょうか。

MIZUHO 今だったらハラスメントと言われるようなことも、当時は普通にありました。でも私は、あの厳しい時代を経験できたことは財産だったと思っています。

 あの頃はSNSもありませんでしたし、スマホで動画を撮られる時代でもなかったのは逆に良かったなと思っています。私は昔からダメと言われたことをやってしまうような、ちょっとヤンチャな性格だったので、もしあの頃にSNSがあったら……。私、速攻で炎上していたんじゃないかな(笑)。

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復帰後に出演したMV撮影でドラムを叩く現在のMIZUHOさん 本人提供

――当時は今では考えられないようなバラエティー番組でのやり取りも数多くありました。中でもMIZUHOさんは2002年に出演した『うたばん』でとんねるずの石橋貴明さんから「××××の先っちょ」という強烈なあだ名をつけられ、学校生活にも影響があったと報じられました。当時の本当のお気持ちを教えてください。

MIZUHO 当時は「学校に行けなくなった」とか、「収録の後泣いていた」なんて報じられたこともありましたが、私は全然そんなことはなくて、むしろうれしかったんですよ。

 もちろん、「先っちょ」というあだ名は最初は恥ずかしかったですけど、こうして何年経った今でも覚えていただけているのは、本当にありがたいことだなと思っています。

――今、石橋さんに伝えたいことはありますか。

MIZUHO 今は治療も大変だと思いますが、どうかお身体を大切にして、一日も早く元気になっていただきたいです。

 そして、いつかまた番組でご一緒できる日が来たら本当にうれしいです。「先っちょは、まだ元気に頑張っていますよー!」って、伝えたいですね(笑)。

20年ぶりの芸能界は別世界

――約20年ぶりに芸能界へ戻られて、ご自身だけでなく芸能界そのものも大きく変わったと感じることはありますか。

MIZUHO 私は離れていた期間のほうが長いので、今は本当に別の世界だなと思います。

 昔は下積みを重ねて、ようやくデビューできる時代でしたが、今はYouTubeやSNSもありますし、どこからチャンスが生まれるか分かりません。本当に可能性が広がりましたよね。

 その一方で、個性がなければ残っていけない時代でもあるので、どちらがいいとは言えませんが、今は「こうしなければいけない」という決まったレールがなくなったように感じます。

次の記事に続く 「だんだんボイトレにも呼ばれなくなって…」高3で脱退→再結成のオファーも断った元ZONE・MIZUHOが語る、芸能界引退の裏側と“その後の人生”

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