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戦後はトヨタに就職、著作も
酒巻少尉は、戦後日本に帰り、トヨタに就職。トヨタ・ド・ブラジル社長を務めるなど自動車業界で活躍するが、1947(昭和22)年に『俘虜生活四ヶ年の回顧』(東京講演會)、1949(昭和24)年に『捕虜第一號』(新潮社)を著したほかは、自らの体験についてほとんど語ることがなかったという。
――捕虜となるのが「恥」とされていた当時の日本で、「捕虜第一号」となってしまった酒巻は、どのような葛藤を胸に、戦中戦後を生き抜いたのだろうか。


