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「拓也、俺たちは…」
今から振り返ると、土屋たちはグリーフケアにおける重要な役割を果たしていた。グリーフケアとは愛情の対象を喪失した際の悲嘆を軽減させる営みだ。土屋たちが何か特別なことをするわけではなく、「そうだよな、そうだよな」と、等身大の友人として付き合い続け、松永の言葉を傾聴したことは彼の支えとなり、大きな意味があった。
土屋は結婚式の挨拶を、松永をからかった後、こんな言葉で締めていた。
「拓也、俺たちはずっと友人として常にサポートしていくから」
四年後、その言葉を実行したのだった。